結婚をゴールにせず理想の結婚生活を過ごすコツ

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「結婚式が人生で最も幸せな瞬間」でいいでしょうか?

結婚式を挙げたカップルに当時の思い出をよく聞いてみると、その挙式や披露宴の時こそが人生で一番幸せだったというふうに答える人はかなりいます。

結婚式当日でなくても「プロポーズをされた瞬間」や、「結婚についてたくさんの人に祝福をされた瞬間」を人生でもっともよい時間であったという人は多く見られています。

確かにきらびやかな結婚式と甘い雰囲気のハネムーンは人生でも一番と言ってよい幸せを感じる時と言えるかもしれません。

ですが結婚することそのものを目的にしてしまうと、その後に訪れる様々な苦労に対しネガティブな気持ちが大きくなってしまうこともあります。

「結婚するまでは幸せだったのに、今は…」なんて愚痴をこぼさなくてもよいように、婚活をするときにはきちんと結婚したあとの生活についても意識しておくようにしましょう。

そのためにまず重要になるのが「結婚をゴールにしない」ということです。
当たり前のことですが、結婚はそれをしたら終わりになるのではなくそこから全く違った家庭環境で生活を始めるスタートです。

結婚式を行う場合どうしてもその準備に忙殺されてしまいますが、結婚後はどこでどんなふうに住み、子供はどうするかといったことを一度真剣に考えて話し合いの場を持ってもらいたいです。

話しづらいお金の話を切り出すために

結婚前によく話し合いをしてもらいたい項目の一つが「お金」です。
実際、最終的に離婚という方法を選ぶことになってしまったカップルについて調べてみると、不仲の原因は「お金」であることが非常に多くなっています。

付き合いをしているときには完全にお財布を別々にしてきたカップルも、結婚をするとなると生計を同一にすることになりますので、どのように家計管理をしていくかきちんと話し合いをする必要があります。

一般的に家計を女性が預かり、夫にお小遣いを渡すといった方法が多くなっているようですが、必ずしも同じ方法が全ての夫婦に適しているとは限りません。

お金の管理方法や金銭感覚のズレがあるとかなり深刻なストレスをお互いに与えることになってしまいますので、婚前のうちに金銭面で不安な点について話し合いをしておくとよいでしょう。

特に住宅ローンについての話は、将来のライフプランにも関わってきますので重要です。

賃貸にするのか、それとも一戸建てを購入するのかマンションを購入するのか、いつまでに頭金をいくら貯めるのか、等決めなければならないことはたくさんあります。
いざ購入した後も建築に問題があったり、老朽化やリフォームの問題が出て来たリと悩みは尽きないはずです。

事前の話し合いと内覧会でのチェックである程度のトラブルは回避できますので、抜け漏れのないよう確認しましょう。

またお金の問題とともに結婚後大きな悩みとなるのがお互いの両親の世話です。
最近はきょうだいが少ない家庭が多いですので、下手をすると一人っ子同士の結婚で最終的に二人で四人の両親の世話をすることになるということもあります。

そうした場合実家とはどういう関係でいくかや、金銭面はどう解決していくかについて話し合いを一度持って置くべきと言えます。

新婚の時期に雰囲気を壊すようなお金の話はちょっと興ざめかもしれませんが、結婚前だからこそきちんとしておくべきことがあります。